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【令和7年度】中野区 乳がん検診│マンモグラフィ/視触診

当院では中野区区民検診のうち、乳がん検診(マンモグラフィ/視触診)の対応が可能です。詳細については以下をご参照ください。

令和7年度 中野区乳がん検診の対象者

中野区にお住まいで、令和8年3月31日時点で40歳以上の女性の方
(ただし、受診は2年に1回)

令和7年度 中野区乳がん検診の期間

令和7年6月2日(月)からまで令和8年2月28日(土)まで

当院では中野区乳がん検診について曜日、時間等の指定はございません。
開院日であれば随時検査可能ですので、お気軽にお問合せください。

※2024年度(令和6年度)の中野区区民検診は終了しました。

乳がん検診の検査内容について

視触診検査(省略可)

問診・視診・触診・自己触診法の指導を行います。
問診にて自覚症状の有無や家族歴、ホルモン補充療法の有無などの確認をさせていただきます。
視診では皮膚の陥凹やただれなどの兆候の有無をチェックし、触診にてしこりの有無や、圧迫によって血性分泌などがないかを確認いたします。

当院で視触診をお受けになられる場合は中野区から送付された「受診券・受診券シール」をご持参ください

乳房エックス線検査 (マンモグラフィ)

当院で視触診も受けられる方は「受診券・受診券シール」をご持参ください。
他院にて視触診を受けられた方は、医療機関から渡される「実施報告書(乳(マンモ)シール貼付済)受診券」を持参してください。

50歳未満の方は両胸2方向ずつ、50歳以上の方は両胸1方向ずつの撮影を行います。

マンモグラフィ検査ではしこりや乳腺の引きつれ、乳腺エコーで見つけづらい石灰化病変を検出することが可能です。

※下記に該当する方はマンモグラフィ検査を受けることができないためご注意ください

  • ぺースメーカーを装着している方
  • 豊胸手術を受けている方
  • 妊娠中、またはその可能性のある方
  • 授乳中の方
  • 乳房疾患で治療中、または経過観察中の方
  • CVポート等、破損のおそれがあるものを装着している方

中野区 乳がん検診の費用について

自己負担金

視触診検査 600円
乳房エックス線検査(マンモグラフィ) 400円

検診のご予約について

お電話もしくは本サイト上からのWeb予約にて承っております。

☎ お電話
月曜日から木曜日は9時30分-13時、14時30分-18時30分
土曜日は9時-13時
にお電話ください。空き状況を確認の上、ご予約をお取りいたします。
※営業開始直後のお時間はお電話が込み合いますので、つながらない場合はお時間をあけておかけ直しください

🌐Web予約
24時間いつでも予約取得が可能です。
※Web予約ページから、予約の空き状況も確認できますので、ご利用ください。

➤ Web予約はこちらから

中野区 乳がん検診の検診結果について

 

中野区乳がん検診では視触診検査結果、乳房エックス線検査(マンモグラフィ検査)両方の結果を踏まえ判定を行っております。特にマンモグラフィ検査は2人の医師が過去の区民検診時のマンモグラフィ画像と比較を行ってのダブルチェック体制をとっております。そのため結果が出るまでに、乳房エックス線検査(マンモグラフィ検査)実施から30日程度のお時間をいただいており、検診結果はご自宅に郵送いたします。

郵送先は受診券記載の住所となりますので、転居の予定がある方などは受付にて郵送先の希望住所をお申し付けください。

当院でマンモグラフィを撮影した方で、精密検査が必要な方となった場合、当院にて精密検査を実施することも可能です。その場合はWebもしくはお電話にてご予約をお取りください。

他院にて精密検査をご希望される場合は紹介状と画像データ(CD-ROM)をお渡ししますのでご連絡の上、ご来院ください。

受診券が手元にない方

中野区乳がん検診を2回連続で受診されないと受診券の送付がされなくなります。その場合は中野区への申し込みが必要です。

また紛失した場合についても、同様に下記サイトの「受診券の申込み」の欄に記載された内容を参照の上、受診券のお申し込みください。

申し込みから受診券がお手元に届くまで1週間程度かかるようですので、お時間に余裕をもってのお申し込みをお願いいたします。

乳がん検診の意義

現在日本の乳がん検診は自治体の補助のもと行う「対策型検診」と自費で行う「任意型検診」の2つが行われています。中野区の区民検診として行われている乳がん検診はこのうち「対策型検診」に分類され、一部負担金のみで乳がん検診を受けることが可能です。
対策型検診は公費を投入するため、一定の効果が認められた検診であることが必要です。

マンモグラフィは1913年頃に装置の原型が開発され、現在に至るまで進化を続けています。20世紀後半にある程度現在の形に落ち着き、そのころからマンモグラフィを用いた乳がん死亡率を下げる研究が多くされてきました。

その結果マンモグラフィによる検診を2年ごとに受ける女性は50歳以上は確実に、40歳以上については概ね、受けていない女性に比べて乳がんによる死亡数を減らすことができるということが明らかになっており、乳がんによって亡くなる方の約20%を救えるといわれています。

中野区の区民検診(対策型検診)ではこうしたデータに基づいて40歳以上の女性に対して2年に1度の乳がん検診としてマンモグラフィ検査を受けられる体制をとっています。

またマンモグラフィと同様に乳がんの検査として行われることが多い超音波検査ですが、残念ながら今のところ乳がんによる死亡率低下を得られるという科学的データはありません。現在日本でマンモグラフィに加えて超音波検診を行うことによる検診精度の向上を目的とした研究が行われており、途中経過の報告では乳がん発見率の向上については報告されていますが、死亡率が低下するかは目下検証中です。